Visual poetry book “兆光” Forelighting 写真家ソノダノアがフィルムで撮影した写真〈2019-2021〉によって編まれた視覚詩集。HISSS PRESS 発リリース作品集、第２エディション。撮影、編集、ブックデザイン、製本まで自身の手で行っている。 以下のエレメントで構成されています。 〈 内容 〉 写真集 “兆光”（86p） ポスター（A3変形） ポストカード ステッカー 点つなぎ ------------------------------------ “兆光” によせて 命が終わろうとしているとき人は走馬灯が回るのを見ると言われているが、実のところ、何かが始まろうとしているときにもそれと似たようなことは起こっている。はじめて訪れた場所や、はじめて会った筈の人に、懐かしさや親しみに似た印象が灯ることがある。私はその感覚のことを、未来から遡上してきた光の合図なのだと捉えている。 例えば、これから住む家を探しているとき。長く暮らしを重ねるにつれてすっかり思い出せなくなってしまうような、はじめて内見した輪郭だけのからっぽの部屋に立っているとき、これから起こる、まだ知る由もないはずの未来に味わい尽くすことになるであろう膨大な出来事や感情、それらが内包する光の気配だけがむせかえるほどに立ち込めているせいで、何もわからないのに眩しくて胸がざわめくような感覚に陥ることがある。それはこの場所に未来が”存在していた”という確かなる兆候なのだ。 体には時間が流れている。それは宿命的に不可逆だ。そして、体を持つものはみな時間との約束を持っている。やがて終わりを迎えることは不可避だ。その一方で、意識はタイムレス。有限の体に属しながらも、時間や距離の存在しない無限の空間に浮かんでいる。ここでは過去、現在、未来は海のように不可分だ。時間の流れに則った体という針を持ってしないとそれらの瞬間にアクセスすることはできないが、どうやら私たちは何も知らないうちからすべてを知っているようなのだ。 未来は光で合図をする。未来から届くはずなのにどこか懐かしさを帯びた光。それは、兆しの光。 —— 兆光 —— 私たちはみな多かれ少なかれ日々、無意識的にその兆光をしるべに舵をとっているのではないだろうか。何も特異な力などではなく、何となくいいと思ったから！というような軽妙さで。 ------------------------------------ Visual poetry book “兆光” Forelighting A collection of visual poetry book woven by Noa Sonoda's film photographs <2019-2021>. The first HISSS PRESS release work. Variety packs specifications as second edition. Photography, Design, cutting and binding are all done by own hands. < Contents> Visual poetry book "Forelighting" Poster (A3 variant) Post card Sticker Dot to dot seat We ship worldwide!


“兆光” を香りに翻訳したペーパーインセンス（紙のお香）と小さな蛇腹折りのZineが入っています。 瓶　4.5cm Zine 2.2cm×1.5cm 32p 香　10p 香ノート： フランキンセンス　 パロサントレジン サンダルウッド オポパナクス エレミ コパル バニラ ジュニパーベリー a paper incense that translates the book “兆光” into a scent and a tiny bellows-folded photo zine. Bottle 4.5cm Zine 2.2cm×1.5cm 32p Incense 10p Insence Note: Frankincense Palo Santo Sandalwood Opopanax Elemi Copal Vanilla Juniper berries

“兆光” を香りに翻訳したペーパーインセンス（紙のお香）と小さな蛇腹折りのZineが入っています。 瓶　5.8cm Zine 2.2cm×1.5cm 32p 香　3p 香ノート： フランキンセンス　 パロサントレジン サンダルウッド オポパナクス エレミ コパル バニラ ジュニパーベリー a paper incense that translates the book “兆光” into a scent and a tiny bellows-folded photo zine. Zip bag 5.8cm Zine 2.2cm×1.5cm 32p Incense 3p Insence Note: Frankincense Palo Santo Sandalwood Opopanax Elemi Copal Vanilla Juniper berries

ポストカードセット “兆光” シリーズからの８枚セット ------------------------------------ Post card set 8 pieses set from the series of “兆光”

ステッカー、はがきサイズ ------------------------------------ Sticker, postcard size

“点” ソノダノア 人生は長い一本の線のようなものであると同時に、過去や未来のすべての瞬間が点のように平行に存在しています。 私の日常生活の瞬間の断片をシャッフルし手のひらサイズの小さなZINE に綴じました。収録写真は個により異なっており１６０枚の写真の中から３２枚がランダムに抽出されています。どのZINEが届くかはお楽しみに。二冊以上同時に注文される場合は内容がなるべくかぶらないように選んで送ります。 蛇腹綴じ 約5㌢ × 6.8㌢ 32㌻ 初発行年 2018 “ Dots ” Noa Sonoda Life is kind of a long line, but at the same time, every single moments is existing parallel like a dots at once even a past or future. This is a shuffle collection of my fragments of moment my everyday life. 32 photos are randomly selected from 160 photos. Please look forward to which ZINE you will receive. If you order two or more at the same time, we will select and send them so that the contents are as different as possible. Accordion binding 5cm x 6.8cm 32p First issue year 2018

A5 48㌻ All photographed by film 日常生活と内なるファンタジーの融点で編んだ 写真 ZINE。A5 48㌻ 発行 2019 夏 Photo ZINE at the melting point of my ordinary life and inner fantasy. Year of issue : 2019 summer A5 48P All photographed by film

刻々と移り変わっていく娘の姿を残したいという、ごくシンプルな動機でカメラを手に取り、やがて写真行為そのもののおもしろさにのめり込んでいく。写すのは目の前にある日常と、そこに溶け込んだ違和感、そして、娘であり、いつかの自分自身の姿とも重なって映る、もくれんという11歳の女の子の姿。 「足並みそろえて並走しているようだけど、ごくなだらかな斜傾をくだっていく私とその傾斜を軽足でかけあがるもくれんがすれ違う、その一瞬のスローモーションの中にある永遠。そういう時間の記録です」-あとがきより抜粋 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA 発売日 ‏ : ‎ 2019/10/31 単行本 ‏ : ‎ 128ページ Photo book about life with my daughter. Published by KADOKAWA Issue : 2019/10/31 128P

大木の幹のくぼみに棄てられた神々 “ dumped gods ” 物理的存在感の大きい缶バッジです。 大きさは百円玉との対比をご覧ください。 size 10 × 10 ㌢

写真のキーホルダー。絵柄はランダム。何が届くはお楽しみ。 5cm × 3.8cm Photo key chains. The pattern is random. Wait till you see what's in it! We ship worldwide!